東京では先週(3/20頃)、桜が満開となりました。その直後から約1週間、桜には試練の強い風雨が続きましたが、今日、久しぶりの青空をバックに、ピンク色の花が輝いています。また、3/15のブログで「もう咲きました!」とCASA私道のスイセンの写真を掲載しましたが、スイセンも風雨をやり過ごし、きれいに咲いています。
「疾風(しっぷう)に勁草(けいそう)を知る」ということわざがあります。
「疾風」とは、速く激しい風。「勁草」とは、風に耐える強い草。「強い風が吹いた時に初めて、それに負けない強い草を見分けられること」から、「困難や試練に直面した時に、初めてその人の強さや人間としての値打ちが分かる」という例えに使われます。
前回(3/24)のブログで、舞台デビューしたIちゃんの「すぐに立ち直る・めげない回復力」について書きまし。Iちゃんも桜もスイセンも「疾風に勁草を知る」につながります。強さには、風雨にびくともしない堅固な強さもあるでしょう。でも、堅固な強さは、「木強ければ折れやすし」の例えのようにポキッと折れることもあります。「勁草」のようなしなやかさの方が本当の強さだと感じています。
風雨に耐えたスイセンの写真(左:横風、真ん中:雨、右:今朝の晴天)を掲載しました。
小沼 好宏