「人間関係信頼残高」という言葉があります。これは、人間関係における信頼のレベルを「銀行口座」に例えた比喩です。親子・友だち・先生・部活の仲間など、相手に対していいことをすれば「預け入れ」に、相手に対して悪いことをすれば「引き出し」になります。この差し引きで、残った信頼の量が「人間関係信頼残高」です。
「人間関係信頼残高」が多いと、何かあった時にでも信頼・信用してもらえます。
例えば、「ねぇ、○○が何か事件を起こしたらしいよ」
「えっ! ○○に限ってそんなことないよ。何かの間違いだよ」となります。
逆に、「人間関係信頼残高」が少ないとどうでしょうか?
「ねぇ、○○が何か事件を起こしたらしいよ」に対して、
「やっぱりねぇ、何かやると思ってたよ」となってしまいます。
「人間関係信頼残高」を増やすためには、「小さな良いこと」「誠実な行動」などを毎日積み重ねることです。6/6のブログで書いた「かっこいいぞ腕白坊主!」はその一例です。地域のみなさんと「毎朝のあいさつ」などを積み重ねる中で、CASAの「人間関係信頼残高」も高まっているようです。とても嬉しいことです。これからもコツコツと!
小沼 好宏