今日から9月。2学期がスタートしました。CASA前を通る小中学生は、夏休みの宿題の工作などもあるため、いつもより紙袋1つ分多くの荷物を持って元気に通学していきました。夏休みの話などを聴くことに心が奪われ、今朝の通学風景の写真を撮り忘れてしまいました。残念!
CASA前を通る顔なじみの子どもたちは、全員、通学していきましたが、「学校に行きたくない」と思っている子もいるかもしれません。「9月1日 学校へ行きたくなければプレーパークへおいで」という活動が、「石神井・冒険遊びの会」さんの主催で、石神井公園の中で開催されています。この活動では、8/26~9/1を「 夏休みが終わるころに元気をとりもどす週間」と位置づけ、8/26・27は「石神井プレパーク」で10時~夕方4時まで「あそんだり」、8/28~31は「石神井・小さなおうち」で10時~夕方4時まで「しゅくだい・おしゃべり・ぼーっとしたり・すきなことをしてすごそう」、9/1は「プレパーク」で今度は朝7:30~夕方4時まで「すごそう」というものです。夏休みが終わるのが嫌だ、学校に行きたくない…こんな不安や悩みを抱える子どものための1週間としています。「プレパーク」や「小さなおうち」で自由に過ごし、元気を取り戻すお手伝いをすることを目的としています。
さらに「こどもまんなかネットねりま(通称:こまねり)」というプロジェクトが進んでいます。「すべての子どもに居場所がある練馬に」というスローガンを掲げています。そのイベントの1つとして、9/18(月・祝)に「ゆめパのじかん」という映画の上映会とアフタートークが開催されます。通称「ゆめパ」とは川崎市にある子どもたちの遊び場「川崎市子ども夢パーク」のことで、ここでの子どもたちのかけがえのない「じかん」を情感豊かに描いたドキュメンタリーが「ゆめパのじかん」という映画です。この映画を鑑賞し、練馬区内で活動する子ども支援団体が映画の感想を語り合い、思いを共有し、練馬版「ゆめパ」を作り出し行こうというキックオフ・イベントです。
CASAも「こまねり」への参加のお誘いを受けています。どんな形でこのプロジェクトが進んでいくのか、どんな形でCASAも参加できるのか楽しみです。CASAでは夏休み最終日の昨日、夜8時過ぎまで頑張って宿題に取り組んだ中学生が複数いました。「ホントは7月中に終わらせる予定だったんだけど…」と嘆いていました。夜10時半過ぎまでかかった中学生もいました。「来年はもう少し早めに宿題をやっちゃおうね!」
小沼 好宏