ここ数日、CASAの私道花壇でアサガオがキバナコスモスに混ざって咲き始めました(写真あり)。アサガオは夏の花というイメージがあり、私も「あれ?今年は遅いな」と感じました。アサガオといえば、小学1年生が夏休み前に学校で種をまき、芽を出し・育ったアサガオのプランターを家に持ち帰り、夏休みに「アサガオの観察」をしています。有名な「入谷の朝顔市」は、7月6・7・8日に開かれます。これらのアサガオは、「日本アサガオ」で開花時期は、7月~8月だそうです。
それに対して、「西洋アサガオ」は8月下旬から咲き始め11月まで咲いている種類もあるそうです。今回CASAの私道花壇で咲き始めたのは「西洋アサガオ」なのです。「朝顔」は俳句の季語ですが、「秋の季語」です。旧暦の関係もあるのでしょうが、アサガオは「秋の花」でもあるのです。
もう1つ。「朝顔」という字が示すように、アサガオは「朝早く咲く花」というイメージもあります。6年前になりますが、「アサガオは夕方暗くなったのを感じてから10時間後に咲く」という話を聞きました。この話を聞いて、早速子どもたちと確認することにしました。先の説でいうと、8月上旬の「立秋」までは夕方7時過ぎまで明るいので、朝花が咲くのは10時間後の午前5時ころになります。8月下旬には、夕方5時半頃には暗くなるので朝花が咲くのは午前3時半ということになります。そこで6年前の8月28日午前3時に、子どもたちとCASAの私道に集合し確認しました。なんと午前3時半にアサガオが開き始めたのです。その時の証拠写真が残っていたので掲載します。この時のアサガオは、日本アサガオだったのでしょう。
8/22のブログ「虹は何色?」でも書きましたが、CASAでは「何となくイメージしていること」「常識と思っていること」などを、実際に調べ、体験することを大切にしています。子どもたちは、何でもスマホですぐに調べようとしますが、実際に体験することの大切さを伝えていきたいと考えています。
小沼 好宏