CASAには2つの建物があり、公道に向かって立っている建物を「まえの家」と呼んでいます。「まえの家」の2階の外壁には「CASAという水色の文字」が貼ってあり、窓には「CASAのロゴマーク」と「直径60cmの大型電波時計」が掛けてあります。今夏の猛暑の太陽の西日を真正面から受け、水色の「CASAの文字」と80cm×60cmの「CASAのロゴマーク」がすっかり色あせてしまいました(写真あり)。そこで「文字」のペンキ塗りと「ロゴマーク」の取り替えをすることになりましたが、どちらも
手づくりなのでなかなか大変でした。
まず「CASA文字」は、ブリキ製の文字にラバーペイント(液体ゴム製のスプレーペンキ)を振りかけ待つこと4時間。もともとは水色だったのですが、少し濃いめの青を振りかけたところ、塗りむらが目立ってしまいました。「ロゴマーク」は完全な
お手製です。「ロゴマーク」を中心から4分割して、A3(約42cm×30cm)の写真用紙4枚にプリントアウトして、これをつなぎ合わせ約80cm×60cm大の「ロゴマークポスター」を作成するのです。家庭用プリンターで打ちだし、つなぎ合わせるのですからつなぎ目は少しずつズレてしまいます。それを子どもたちも一緒にワイワイ言いながら完成させました。近くで見るとつなぎ目の微妙なズレが分かってしまいますが、遠くから見ればOKです(写真あり)。
印刷所に「ロゴマーク」を持って行き、プロに印刷してもらえば簡単できれいな「ロゴマークポスター」ができるでしょう。でもCASAでは、
手づくりでできるものはみんなで協力して作ることを心がけています。手作りしたモノには愛着が生まれ、その過程で協力と信頼が生まれます。「CASAのロゴマーク」もみんなで考えました。〇を組み合わせて、ドングリ帽子をかぶせれば完成です。名前は「ワイワイ!」、性別はありません。
【「夢」を共有し、安心できるための
「心」を大切にし、思い立ったらすぐみんなで一緒に
「行動」しよう!
】という
理念を表しています。CASAでは、これからも手づくりの精神を大切にし、みんなで協力してCASAを作って行こうと考えています。
「before」「after」の写真を載せておきます。
「大型電波時計」は、太陽の西日にも負けず、今日も正確な時刻を刻んでいます。
小沼 好宏