今日は「ハロウィン」」です。放課後、子どもたちが「トリック・オア・トリート!(Trick or Treat・お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)」と言いながら集まって来てくれました。みんなで「ビンゴゲーム」「クレーンゲーム」などを楽しみました。風船をふくらませ、みんなでワイワイ追いかけました(写真あり)。
思い出すことがあります。CASAで活動を始めた(2015年4月)ばかりの頃の「不審者騒動」です。私道入口で「毎朝のあいさつ」を始めたのですが、子どもたちに「おはよう!」と声をかけても、きちんと返事を返してくれる子は、ほとんどいませんでした。「知らない人に声をかけられても返事をいけない」と教えられていたのでしょう。そのうち学校で「知らないおじさんが毎朝子どもたちに声をかけている」との噂が広まったようで、校長先生と生活指導の先生がお見えになり「不審者尋問」を受けたことがありました。
それから8年が経ち、今では「毎朝のあいさつ」で、「おっちゃ~ん、おはよ~う!」と大きなランドセルを背負った1年生たちが走り寄って来てくれます。その他の学年の生徒たちも、あいさつとともにいろいろな話をしてくれます。子どもたちとのあいさつができるようになると、地域の大人の人たちとのあいさつも自然と広まって行きました。最近の楽しみは、2~3才の保育園児がママやパパに抱っこされ、少し離れたところから手足をバタバタさせながら、キャッキャッと言いながら近づいて来てくれることです。
CASAでは、大きく以下の3つの活動をしています。
①私道花壇で「四季の花々」を育て「季節の風景」を提供すること。
②私道入口で「毎朝のあいさつ」をすること。
③365日無休で「居場所」を提供すること。
これらの活動を通じて「あいさつ・笑顔・うるおいにあふれた地域づくり」にチャレンジしています。
その拠点として、「地域の中の実家のように安心できる居場所」となることをCASAは目指しています。
小沼 好宏