今週は、高校3年生の「プレゼンテーション」のお手伝いをしました。プレゼン用の資料作成とプレゼンそのものの練習です。資料作成は「模造紙」に、プレゼンは「3分」との指定があるだけです。資料の作成は、昔から大好き。好きなので、ついつい手が出そうになるのを我慢してアドバイスに徹しました。パワーポイントで、模造紙に張り付けるパーツを作成し、それらを組み合わせて資料を作成しました。まだ、プレゼン前なので完成品をご紹介できませんが、見事な資料が完成しました。資料作成のコツは、「欲ばらず・流れをおさえ・美しく」です。
プレゼンの練習も楽しい時間でした。プレゼンのコツは「5S」です。「5S」とは「smile・simple・speed・story・special」です。プレゼンは緊張しますが、まずは「笑顔」で。話しの構成は「わかりやすくシンプル」に。次に話し方にも注意して「速さ」に変化をつけます。内容は「物語性」を意識して、自分だけの「特別な経験」などが入っていると伝わりやすくなります。高校生にこんなアドバイスをしながら練習しました。さらに大前提は、与えられた時間内で終えることです。高校生はこれらを完璧にクリアーしました。お見事!
CASAには「ぷれぜんルーム」と名づけた部屋があります(写真あり)。ホワイトボードの前に立つとスポットライトが当たり、横には全身の映る鏡があり表情や身振りを確認できます。この部屋を活用して、プレゼンの練習や朗読などを楽しんでいます。これからの時代、資料作成用の機材やプレゼン用のツールはどんどん便利になっていくでしょう。それらを上手に活用し「美しい資料」を作成し、「5S」を意識した相手に伝わるプレゼンは、ますます大切になっていくはずです。小学生・中学生時代からプレゼンの練習をしておくことは、将来、大いに役立つと考えています。
高校生のプレゼンは、きっと上手くいくと確信しています。
私自身も明後日(11/26)、ボランティア活動をしている団体の集まりがあり、その中で「CASAの活動」「活動を始めたきっかけ」「悩み」「継続できている理由」などについて、インタビューを受けます。「5S」を実践しながらインタビューを受けたいと思っています。
小沼 好宏