80周年記念

2023/12/08

例年なら、クリスマスの1ヵ月前にイルミネーションをCASAの私道に飾り付けていますが、今年は遅れています。私道花壇のキバナコスモスが今でも一部咲いていて、毎朝登校途中の小学2年・3年生が中心となって種取りをしてくれています。寄り道ではなく、「開かずの踏切」が閉まっている間を見計らって種取りをしてくれているのでご安心を。このため、イルミネーションの飾りつけを遠慮していたのですが、今朝からイルミネーショングッズを出して私道に並べ始めました。

「これはこの辺かな?」と考えなが仮置きしていると、小中学校の同級生S君がひょっこりと現れました。母校である練馬区立大泉第二小学校の廊下で「南大泉の歴史と戦争を伝える展示」が行われていて、「とても興味深かった」と報告に来てくれたのです。私も回覧板でチラシを見ていて、「おもしろそうだな」と思っていました。「戦後80年近くになり、南大泉での戦争の記録を伝えていくために『南大泉と戦争』についての逸話や写真、古い楽器をまとめました」とチラシに書いてあります。小学校の廊下での展示は12/3(日)~/10(日)、その後の12/11(月)~/23(月)には、小学校前にある南大泉町会会館で展示予定です。主催は南大泉連合町会です。私も展示を見に行こうと思います。

CASAには「地域福祉スペース」という冠言葉がついています。CASAの活動を始める時に、「地域に恩返ししたい」「地域に貢献したい」という思いがありました。それは、私自身が「地域に育ててもらった」という感謝の気持ちが強くあるからです。小中学生の頃は、近所の人たちや商店街のおじさん・おばさんがいろいろ声をかけてくれました。高校生・大学生・社会人になるにつれ、自分も地域の一員だなという自覚も育っていきました。CASAの活動を通じて「地域に恩返ししたい」のです。一方で、「地域」にほぼ近い「町会」の存在意義が問われています。マンション住まいの人々が増え、町会に加入している人たちが減っています。CASAに来る子ともたちが時々「回覧板」を見つけて「これなあに?」と聞いてきます。ネット時代の今の世の中に、「回覧板」はお役御免なのでしょうか? 近所には「町会の掲示板」もありますが、観ている人は少ないようです。

いろいろなことが変化していく世の中にあって、例えば「大家族制」が崩れ「核家族化」が進み「孤」が増えてしまいました。その結果、「地域」からも「笑顔とあいさつ」が減ってしまっています。そんな世の中だからこそ、人々が生活する「地域」の大切さは増していると思います。「あいさつ・笑顔・うるおいに満ちた地域づくり」をCASAは目指しています。

クリスマスイルミネーションを飾るのは、「季節の風景」の提供です。これにより少しでも地域にうるおいが生まれればと願います。放課後CASAに来てくれた中学2年生のYちゃんと小学6年生のS君が中心となって、CASAの前を通りかかった子どもたちを上手に誘って、暗くなった午後6時頃まで頑張って、イルミネーションの仮設置が終わりました。まだ途中段階なので、写真は掲載できません。代わりに大泉第二小学校が今年80周年なので、校庭横に道路向きに掲げている横断幕を載せておきます。

小沼 好宏


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