イルミネーション

2023/12/21

もうすぐクリスマスですが、一昨日(12/19)やっとイルミネーションが完成しました。CASA前を通る人たちから「わぁ~きれい!」との声が聞こえたり、私道の中に入って写真を撮っていく人たちもいて嬉しくなります。完成まで子どもたちと約1週間かかりましたが、疲れも吹っ飛びます。

クリスマス・イルミネーションには、とても深い思い出があります。5年前になりますが、初めてイルミネーションを飾る準備をしている時に、ポツリと「せっかくだから点灯式をやろうか?」と言うと、それに積極的にのってきた兄弟がいました。「何人ぐらい集めようか?」「チラシを作って学校で配ろう!」「学校で配ったら先生に叱られるんじゃない?」などと、話がどんどん盛り上がっていきました。結局、この兄弟を中心に子どもたちの口コミだけで、128人の人たちが集まる盛大な点灯式になりました。当日の司会、受付、ゲームの運営などの役割も、ほとんど子どもたちが担ってくれました。大人のスタッフたちは、この光景をとても頼もしく見つめているだけでした。

この時に実感したのです。子どもたちを信頼し、役割を任せた時には、とてつもない力を発揮することを! 他の多くの団体では、イベント時の人集めに大変苦労しているそうです。CASAでは、子どもたちという広報マンに任せれば、いつでも必要とする人員を確保することができるのです。また、コロナ禍の時に気づきました。大きなイベントをすべて中止せざるを得なかった時に、CASAでは三々五々集まった子どもたちが、「ケーキ作りをしよう!」「ビンゴ大会をしよう!」「たこ焼きパーティーをしよう!」等々、思い立った時に、その時にできるイベントを分散して開催しました。イベントも日常の中に落とし込み、こどもたちの自主性に任せ、いつでもやりたい時にできる方式にしたのです。

128名が集まった点灯式は、CASAが地域の中に認知され、信頼されるきっかけとなった大きな出来事でした。当時5年生だった兄弟のお兄ちゃんは、今は高校生となり医師を目指して頑張っています。点灯式でいろいろな役割をになってくれた子どもたちは、多くは今は中学生です。この子たちは、CASAに継続して通ってきてくれて、今ではさらにいろいろな役割を担ってくれています。日々の成長は、まぶしいばかりです。彼ら・彼女らが高校生・大学生・社会人になっても、この関係を継続できたらな「何かとてつもなく大切なモノが生まれるのでは…」とワクワクします。CASAは、単なる「子どもの居場所」ではなく、「若者飛翔の場・成長の場」を目指しています。

クリスマス・イルミネーションの写真を載せておきます。今年のイルミネーションのテーマは、「青い国からサンタさん登場!」です。CASA建物の窓を青くして、そこからサンタさんが登場し、プレゼントを配りに行くというイメージです。

小沼 好宏





 

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