CASAを会場にして、昨年12月から「美術教室」がスタートしました。先生は、谷口月冲(たにぐち・げっちゅう)さん。大学・大学院で日本画を学び、2022年に「美術教室getyou」を立ち上げました。これまで、CASAを会場にして、工作や絵画の「ワークショップ」を開催していましが、12月からは毎週水曜日と土曜日に「美術教室」をオープンしています。谷口先生の「げっちゅう」というお名前は、日本画を専門に学んだ画家としての雅号(がごう・本名以外につける名前)です。この雅号から教室の名前を「美術教室getyou」としたそうです。優しい女性の先生です。
美術教室は、正面の「おーぷんルーム」という部屋で開催しています。部屋の壁には、生徒さんたちの力作が飾られて「芸術の香り」が漂うようになりました。美術教室は、生徒募集中です。興味のある方は、下記へご連絡ください。ホームページは、「美術教室getyou」で検索できます。
連絡先のメールアドレスは、jin1020@gamail.com、電話は 090-7258-8519 です。
「芸術の香り」は、またの機会にご紹介します。今日はCASAの私道入口に置いている「美術教室getyou」の看板のお話をします。看板は専門家に製作していただき、とても美しい看板でこれを置いてみんな大満足でした。しかし、ここからたくさんの出来事が始まったのです。①しばらくすると、プラスチック製の前面カバーが、外れてきてしまったのです。カバーにはリーフレット入れを接着剤で取り付けていたのですが、重さに耐えきれなかったのです。そこでプラスチック製の前面カバーを外し、薄いビニールでポスターなど全体を覆うようにしました。この時に薄い金属板をポスターの後ろに入れ補強しました。こうすることにより、リーフレット入れを磁石でとめられると考えたのです。②しかしまだまだ改善の余地がありました。薄い金属板は磁石を引き付ける力が弱かったのです。そこで空き缶を切り、磁石をつける場所に入れ薄い金属板を補強しました。磁石も、夏に日よけのロープを支えている強力磁石を使うことにしました。③最近、リーフレットが人気で喜んでいたのですが、2~3枚に減ってしまうと中でグニャッと曲がってしまいます。そこでリーフレット入れの外側で支えていた磁石を、リーフレット入れの中に入れ、磁石の厚さで後ろからリーフレットを押すようにしました。加えて、透明な下敷きで、リーフレットを前からも押すようにしました。④これで満足していたら、ここ数日の強い北風で、パンフレット入れのふたがパタパタしていました。そこでふたに重りをつけました。⑤さらに日が暮れたら、看板を7色に照らすライトを取りつけました。これからも改善は続くでしょう。
上記の工夫・改善は、「人間の成長」にも言えるのではないでしょうか?
こうした方がいいと気づいたなら、そうできるように工夫し改善しましょう。気づきが若い時であればあるほど、成長は大きいはずです。CASAはそんな「若者の成長・飛躍の場」になることを目標の1つにしています。
最近の夕方の看板の写真を載せておきます。7色ありますが2色だけですが…。
小沼 好宏