2/4(日)は二十四節気の「立春」でした。暦の上では春ですが、その翌日の午後から翌朝にかけての大雪にビックリしました。東京23区でも8㎝の積雪、CASAのある練馬区ではもう少し降った感じがします。CASAの裏庭にある「運動空間」も雪で埋まりました。また、昨日小学生が作ってくれた小さな雪ダルマは、今朝も融けずに「朝のあいさつ」を一緒にしてくれました。CASA前を通る小・中学生たちは、みんな元気に登校していきました。保育園に向かう子どもたちの中には、初めての大雪に興味をひかれた様子で、ところどころで雪に触りながら通園して行く子がいました。「運動空間」と「雪ダルマ」の写真を載せておきます。
季節の移ろいは、いろいろなことを運んでくれます。「雪が融けると何になる?」という問いに「春になる」という名回答があります。また、1月以降の毎日の最高気温を足して「400℃」を超えるとスギ花粉が舞い出すという統計もあるそうです。今年は1月の気温が高かったので、1月末ですでに「360℃」を超えています。今回の大雪で花粉の舞も少しストップしたようですが、「花粉症」の季節もすぐそこに…。私は世の中にまだ「花粉症」という言葉が知られていなかった頃(約40年前)から、「鼻のグスグスとくしゃみ」に悩んできました。「最近はもう体が枯れて、花粉にあまり反応しなくなりました」と耳鼻科の先生に話すと、「花粉症は、花粉という異物が体に入って来た時に、それを体の外に排出しようという免疫作用の1つです。加齢とともに免疫作用が下がると花粉症が弱まることもあるかもしれません」と言われてしまい、ギャフンという気分でした。
春という明るい季節に向かっては、喜びの場面が多くなります。その中にも、「花粉症」などに悩む人たちもいます。世の中すべて、「プラス」があれば「マイナス」もあります。CASAに来てくれる子どもたちの中にも「花粉症」の子どもたちがいます。高校受験、大学受験の場面で、少しでも症状が治まることを祈っています。その後に続く、喜びに満ちた「卒業式」「入学式」を楽しみにしています。
小沼 好宏