歯が抜けたよ!

2024/02/27

昨日、「朝のあいさつ」をしていると、小学1年生のSちゃんが、「歯が抜けたよ」と、小さな口を開いて見せてくれました。前歯が抜け、小さな穴が開いていました。隣の歯もグラグラしているようです。小学1年生の今頃が一番歯が抜けかわるようです。そんなことがあった夕方のニュースで、「小学1年生が給食をのどに詰まらせ死亡」とのニュースが流れてきました。「う~ん?」という感じでニュースを見ていると、給食に出た「うずらの卵」がのどに詰まったとのこと。画面には中華丼風のおかずが映っていました。小児科医の先生から、「前歯が抜けた小学校1~2年生の子どもは、前歯が抜けているとモノをかみ切ることができず、歯の抜けた隙間から、小さな丸い食べ物が直接のどに入ってしまうことがあるので注意が必要です」との解説がありました。

今朝、Sちゃんがやって来たので、うずらの卵をのどに詰まらせて亡くなってしまった小学1年生のニュースと小児科医の先生からの受け売りの注意点を伝えました。この話を真剣に聴いてくれていたSちゃんは、「O君にもMちゃんにもKちゃんにもお話して!」と集団でやって来た小学1年生を手招きました。いつもはいたずらっ子のO君をはじめ、みんな真剣に聴いてくれました。「いってきま~す!」とニコッとあいさつしながら駆けだした1年生たちの前歯には、ポッカリと穴が開いていました。「朝のあいさつ」では、単なるあいさつだけではなく、こんな短い会話をすることに大きな意義を感じています。

歯が抜けることは、小さな子どもたちにとっては、成長へのハッキリとした印になります。そして大人の歯が生えてきます。一方、「8020運動」という「80才になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動があります。大人の歯が抜けてしまうと新しい歯は生えてきません。だからこそ歯は大切なのです。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足する生活が送れ、生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるそうです。私も高齢者の仲間、「8020」を目指して歯を大切にしています。

小沼 好宏

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