緊急避難

2024/06/03

今日の午後3時半過ぎ、CASA周辺では急に黒い雲が広がり、その直後に大雨に襲われました。たたきつけるような雨の中、最初に現れたのはびしょ濡れの小4の男子。シャワーを浴びたような頭を拭き、備え付けの子供服に着替えました。その10分後、自転車通学の高1の女子が、「すごい雨で、前が見えなかった」と駆け込んできました。幸いレインコートを着ていたので、服やバッグは何とか濡れずに守られたいましたが、靴と靴下はびっしょりです。さらに飛び込んで来たのは、中3の男子3人組。一昨日(6/1・土)の体育祭の振り替え休日で、「秩父方面に遊びに出かけた帰りに、駅に降りると大雨だった」とのこと。CASAは駅のすぐそば、走れば1分もかからないので、緊急避難にやって来たのです。

1時間程で大雨は収まりました。すると習い事帰りの小2女子がやって来ました。「大雨がやんで良かった。ママがお迎えに来るまで待ってていい?」とのこと。夕方6時過ぎにお母さんがお迎えに来ました。実は午後2時半頃はお日様が出ていて、CASA裏庭の「運動空間」では、小3女子3人が、ハンモックやブランコで「きゃっきゃっ」と遊んでいたのです。その直後の大雨でした。

CASAの活動目標は、「地域の実家再生、『いつもそこにある!いる!』づくり」です。今日の様な天候の急変時に、緊急避難場所に選んでもらえるのは「いつもそこにある!いる!」という強みです。もちろん天気の良い日にも、「運動空間」で体を動かしたり、ハンモックでゆったりと時間を送ることができます。さらにもう1つ。CASAには「8つの部屋」があるのですが、そのうちの1つ「ちゃぜんルーム」という名前の部屋は、名前の由来であるお茶をたてたり座禅を組んだりという「心を落ち着かせること」が主目的の部屋です。独立していてミニキッチン・シャワー・トイレ付で押し入れには布団もあるので、何かあった時の緊急避難的な「シェルター(避難所)」としても少しだけ活用しています。今までは夫婦喧嘩のプチ家出などに使われたことがあります。まだ深刻な場面での使用例はありませんが、「これからはDVや虐待などが発生した時にも対応できるようにしていきたいね」と仲間で話しています。その他の部屋も含め、CASAはいろいろな局面に対応できる「地域の実家」を目指して活動しています。

小沼 好宏

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