CASAの正式名称は、「
地域福祉スペース⇒CASAワイワイ!」です。①365日無休でオープンの地域の「居場所」の提供の提供 ②私道入口での「毎朝のあいさつ」の実施 ③私道花壇で四季の花々を育て「季節の風景」の提供の3つが主な活動です。「居場所」では「活動の4本柱」として「ワイワイ広場(くつろぐ)」「ワイワイ部活(あそぶ)」「ワイワイ食卓(たべる)」「ワイワイ学校(まなぶ)」を実践しています。ここ数年の実績で、年間延べ3,000人の人たちが「居場所」を利用してくれています。
「居場所」の提供がメインではあるのですが、もともとは正式名称にある通り、
「地域福祉=地域の再生」を目的に活動をスタートしました。最近感じるのは「朝のあいさつ」の大切さです。「朝のあいさつ」は、小中学校の登校日210日に実施していて、1日約100人の人たちとあいさつしているので、年間延べ21,000人とあいさつを交わしていることになります。さらに「季節の風景」の提供では、四季の花々やクリスマスイルミネーションが人気で、多くの人たちが楽しんでくれています。その中でも、CASA前の公道向きに立っている建物2階の窓に外向きに掛けてある大型電波時計(直径約60cm)は地域のシンボルにもなっています。忙しい朝の時間帯には、ほとんどの人がちらりと時間を確認しています。時計の隣では、CASAのシンボルマークの「ワイワイ!」が微笑んでいます。
これらの活動がトータルとして
「あいさつ・笑顔・うるおいに満ちた地域づくり」につながってくれているように感じています。最近さらにプラスして、私道入り口のフェンスに、「地域のみどりづくり」を推進している団体の「地域づくり広報チラシ」の掲示を始めました。「地域づくり広報チラシ」はチラシ入れに入れて持ち帰れるようにしてありますが、なかなか売れ行きが良いのです。きれいな色合いの「チラシ」で、花壇のみどりとの相性もいい感じです。CASAという拠点を中心に、そこに集う人々がいて、毎朝のあいさつを交わす人々との交流が生まれ、さらに「季節の風景」を楽しむ多くの人々が支えてくれています。これらを
トータルして「地域活動」なんだなと改めて実感しています。
「大型電波時計」と「広報チラシ」の写真を載せておきます。
小沼 好宏