CASAによく来てくれる中3生たちは、
受験準備の真っ最中です。最近の週末には、模擬試験を受けています。三者面談(本人・保護者・先生)で志望高校を数校に絞り、模擬試験で志望校の合格可能性をチェックしています。多くの中3生にとっては、人生初の大きな受験でしょう。それぞれが準備を進め、志望校に合格してくれることを祈ります。
ここで注意しては欲しいことは、体調管理です。インフルエンザが流行りだし、マイコプラズマ肺炎は夏から継続し、またコロナも収まっていないという流行病の3重苦です。一生懸命勉強してきても、受験当日に流行病に感染したり、体調を崩してしまっては実力を発揮できません。
とはいえ今年の異常気象など体調を崩す要素はたくさんあります。先週の11月7日(木)は24節気の「立冬」。暦の上では「冬」の始まりです。これに合わせたように、この日に東京では「木枯らし1号」が吹きました。「富士山の初冠雪」の発表もこの日の朝でした。平年より36日遅く、昨年より33日遅い観測です。最も遅い記録は、2016年の10月26日だったため、これまでの記録を10日以上塗り替え、1894年の統計開始以降の130年間で最も遅い記録を更新しました。そんな寒い先週だったのに、今週はまた暑くなるとの天気予報が出ています。「体調管理に気をつけて!」と言われても難しいので、「
受験の神様、どうぞ受験生の体調維持をよろしくお願いします!」と祈りたい思いです。「神様、試験もよろしく!」という中3生もいるようですが、それはダメ! 受験勉強はしっかり進めましょう!
豆知識を1つ。「富士山の初冠雪」は、山梨県の甲府観測所の職員の目視で発表されるそうです。今年は、11月6日の朝に静岡県側からは「富士山の初冠雪」が見えたそうですが、静岡の観測所は機械観測で職員の目視ができず、逆に山梨県側からは雲がかかっており、富士山頂を目視できず、初冠雪の発表は翌日になったそうです。
小沼 好宏