先週、高校生たちと偉人・有名人の名言を調べていました。その中でシンガーソングライターのガクトさんの言葉が、とても印象に残りました。
「知覚動考」と書いて「ともかくうごこう」と読みます。ガクトさんは次のように言っています。
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結果を出せない人間は、「知る・覚える・考える・動く」っていう順番で行動する。
でも、結果を出す人間は、「知る・覚える・動く・考える」っていう順番で動くんだよ。
知・覚・動・考=とも・かく・うご・こう、
「ともかく動こう」ってことなんだよ。
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この考え方は、CASAの考え方とも共通しています。下の写真はCASAのロゴマークの「ワイワイ!(性別なし)」です。ロゴマークには、いつも「こうなりたい」という
「夢」を持ち、安心できるための
「心」を大切にし、思い立ったらすぐみんなで一緒に
「行動」を起こそう!という理念を込めています。「何かあったらどうするの?」と考えることで立ち止まっていては、今、困っている人たちに寄り添うことができません。一方で、何も考えずに行動しろと言っているのではありません。ある程度の考えがまとまったら、まず行動しようという意味です。
もう1つ。CASAの活動テーマは、「実家の再生、『いつもそこにある!いる!』づくり」です。CASAという拠点がある強みを活かして、必要とする人に必要な時に「居場所」を提供したいと考えています。現在は365日無休でオープンしています。毎日24時間オープンまでには至っていませんが、必要な人に必要な場合には個別に24時間対応もしています。
「知覚動考(ともかくうごこう)」、とても分かり易く、いい言葉だと思います。
印象に残る言葉で相手に伝える工夫も大切です。
小沼 好宏