春の陽射しの中で…

2025/02/25

この3連休、雪国ではかつてない大雪が降り続き、東京でも寒波に襲われました。しかし、連休明けの今朝、「朝のあいさつ」をしていると、陽射しは柔らかく春の訪れを感じました。天気予報でも、「今週は3月下旬の暖かさになる」とのこと。春が待たれますが、先週の金曜日(2/21)は、都立高校一般入試の受験日でした。今年度、CASAには27人(男子17人・女子10人)の中学3年生が来てくれていますが、その多くは都立高校が第一志望です。受験後の自己採点では、「まあまあ良い点が取れたよ」「ちょっと失敗したかも…」などそれぞれの報告がありました。合格発表は3/3(月)の予定です。彼ら・彼女らに「希望に満ちた春」が訪れることを願っています。

今国会で「私立高校も含めた高校授業料の無償化」がほぼ決定しました。東京都と大阪府は既に、公立と私立の全高校の授業料を実質無償化しています。その影響もあるのでしょうか? 全日制都立高校167校で29,976人の募集人員に対し、35,877人が受験し、倍率は1.20倍で現行制度が始まった1994年度以降では最低だったそうです。今朝の産経新聞社説には、「昨年度入試では、大阪府の公立高校の約半数が定員割れ、東京都でも都立トップの日比谷高校ですら複数の合格者が私立高校に流れ5年ぶりに定員割れする事態になった」とありました。国会の議論を聞いていると、「公立高と私立高での教育をどのように考えるか?」など、教育の本質に関する議論は全く聞こえてきません。「無償化」という心地の良い言葉だけが独り歩きし、政党の人気取りに終始していることがとても気になります。これからの日本を支えていく若者たちの教育をどうするのか真剣に考える崖っぷちに今いるように思います。

2/23の天皇誕生日の一般参賀で、天皇陛下は、各地の大雪被害の被災者にお見舞いを伝えられました。その上で、「ここ東京では梅の花も咲き、春が一歩一歩近づいていることを感じます。全国各地の皆さん一人一人にとって、穏やかな春が訪れるよう願っておりますと述べられました。

今朝の柔らかい春の陽射しの中、こんなことを考え・感じながら「朝のあいさつ」をしていました。

小沼 好宏

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