今日3月11日は「東日本大震災」から14年、昨日3月10日は「東京大空襲」から80年。CASAに来てくれる子どもたちにこれらの話題を振っても、彼ら・彼女らにとっては、全く過去のことのようです。14年前といえば、高校生は2~4歳、中学生は2・3年生は0~1歳、中学1年生以下はまだ生まれていないのです。私自身「東京大空襲」は、中学の歴史の授業で学びましたが、その時にはとても遠い昔のように感じてしまった記憶があります。体験したこと、体験当事者にとっては、忘れられないことでも、体験していないことを想像するのはなかなか難しいのでしょう。最近は、授業の中でも「震災」について学び「防災訓練」をしたり、「震災時にどう行動するか?」を学び・考える授業が行われているようです。インターネットが発達し画像で悲惨な状況を目の当たりにしたり、地震機動車などで大きな地震を体験することは大変重要なことだと思います。
各ご家庭でも「防災用具」を備えていることでしょう。CASAでも水や乾パンなどの非常食を、練馬区社会福祉協議会などのご支援もいただきながら準備しています。でも、子どもたちがCASAにいる時に、大きな地震などが来たらどうしたらいいのでしょうか? 「
いざという時には、CASA前の私道にまず避難しよう!」と話しています。そして私道の横には、約250坪の駐車場が広がっていいるのでとりあえずの避難場所にはなります。火災や建物崩壊などの被害からは避難できるでしょう。でも、そこからどうするか? 考えても想像が及びません。
しかし、こんな時にこそCASAの強みがあると考えています。CASAの活動の合言葉の1つは、
「サンマをジョーズにイカそうよ!」です。「サンマ」とは、「空間」「時間」「仲間」の「間という字をマ」と読み、これが3つあるので「サンマ」と名づけました。CASAの「サンマ」は、「空間:駅から徒歩2分・商店街の一角」、「時間:実家(CASAの前身)がこの地に立地してから60年以上」「仲間:私の小中学校時代の友人たち」と恵まれているので、「この財産を上手に活かそう!」という合言葉です。。何かあった時には、きっと「サンマ」が力を発揮し、力を貸してくれると信じています。加えて、この10年間の活動を通じて、CASAという「居場所」を中心に人々が集い、「毎朝のあいさつ」で人々との交流が生まれ、私道花壇の「季節の風景」を周りから支えてくれるという良い「循環」が生まれ・育っています。これらを大切にしながら
「笑顔・あいさつ・うるおいに満ちた地域づくり」をさらに継続・発展させていくことが、震災を含め何かあった時の力になってくれると信じています。「自助」「共助」「公助」という言葉がありますが、CASAは「共助」の具体例だと考えています。
小沼 好宏