今朝、「朝のあいさつ」をしていると、CASAすぐそばの「開かずの踏切」がいつも以上に開かないのです。調べてみると「隣の大泉学園駅で人身事故発生」とのこと。ちょうど通学する子どもたちの多い7時50分~8時10分頃の時間帯でした。小学生たちには、100mほど遠回りして保谷駅の通路を通って通学するように案内しました。踏切の開くのを待っていた車もみんなUターンして行きました。8時15分頃には踏切が開いて、遅刻ギリギリでやってきた5年生のT君は、何事もなかったかのように笑顔で「おはよ~う!」と手を振りながら走り去っていきました。
忙しい朝の時間帯の出来事に、困った人たちも多かったことでしょう。T君が走り去った後、「やれやれ」とふう~ぅと息を吐きながら空を見上げると、空気は
キラキラと春の光を含み、
風もきらめいているように感じました。私道の花壇では、スズランが可憐な白い花を咲かせ始めました。5色のチューリップは、黄色・オレンジ・紫は今が盛りで、赤・白はもう花弁を落としてしまいました。色によって咲くタイミングに違いがあるようです。朝の通勤・通学に追われる忙しい時間の流れと自然のゆったりとした
時間の流れの交錯を体感した朝になりました。
新学期が始まって3週間目。CASAでも来てくれる
子どもたちの交錯が始まっています。昨年度一番多かったのは中学3年生でしたが、彼ら・彼女らは新高校生となり部活体験など新生活に慣れるのに忙しいのでしょう。この2週間、入学のあいさつに顔を出してくれる程度の短い時間の滞在にとどまっています。代わりに一番にぎやかに集まって来てくれているのは、新中学2年生のある部活の生徒たちです。運動部のせいもあるのか、みんなキビキビとしていて元気です。
春の光のようにキラキラと輝いています。他にもクラス替えがあり、新しい友人となった子をCASAに案内してくれるケースも多くあります。
これらの交錯を経ながら、CASAに新しい
風が流れ出します。
どんなきらめく光&風が輝き・流れるのか楽しみです。
「スズランの写真」と「新中学2年生たちの指クロスの写真」を載せておきます。
小沼 好宏